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大鹿村ジオツアー講師養成講座を行いました(遠山ガイドの会)

飯田市環境課主催のエコジオツアーの一環で、大鹿村コースを計画していただきました。その準備を兼ねて、遠山ガイドの会では、9/27に、大鹿村ジオツアー講師養成講座を行いました。
「大鹿村のジオスポット」については坂本正夫先生から過去3回、河本先生から1回の講習を受けていますが参加はバラバラでジオスポット以外のポイントについてはあまり詳しくなかったことから相互に学んだことを突き合わせて全員が高いレベルで案内できるようにすることを目指しました。

当日の計画にはないけれども大事なスポットである鹿塩の塩に関係する塩の里や岩塩採掘の洞窟後、鹿塩から大河原に抜ける断層鞍部を利用した秋葉古道や断層鞍部、堀田城、和合集落の歴史から学ぶ古い時代の大西山崩壊、上蔵地域の地滑りと大河原城とのかかわり・・・など、特に宗良親王や御堂島家の歴史、歌舞伎の構成と歴史などは同村の文化を理解するうえで大切な内容であることが確認されました。

地域の実情や住んでいる皆さんの思いに少しでも近づこうと下見のための下見も行い、地区内の旅館に止まり(実は村長の所・・・食後しっかりお話をお聞きしました)、また参加者も地域の食堂で食の勉強をするなど工夫しました。「村史」や「大鹿村ってこんな村」という書籍は大変参考になりました。

「大鹿歌舞伎」は大鹿の独自性や歴史を理解するうえでかかせない重要なもので機会をみていつか全日程を見学したいと思いました。

(追記)
飯田市環境課主催の「大鹿ジオツアー」本番は10/14(土)でした。10/15(日)には大鹿歌舞伎公演が予定されていたため、「市場神社」の公演現場を見学予定でしたが、天候状況により公演会場が変更されたため、神社しか見れませんでした。それでも参加者からは「自分の身近なところにこんなに素敵なところがある」と語っていました。

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