南アルプスジオパーク

日時：令和4年11月10日（木）
場所：長谷公民館、神田橋、溝口露頭
参加者：長谷小学校6年生9名、2年生7名

今回参加してくれたのは、ジオパークのエリア内に住む地元の子どもたち。いつも何気なく見ている景色や遊び場、自分たちの住んでいる場所がどのようにして出来たのか、露頭を見学したり、ガイドさんから話を聞きながら学びました。

神田橋からは美和ダムを見学し、災害とダムの関係や南アルプスから運ばれてくる土砂がつくる肥沃な土地のお話を聞きました。
溝口露頭では、実際に岩石を触って地層の色や硬さを確かめたり、周辺の地形を観察しました。中央構造線という大きな断層があったおかげで長谷の長い谷ができ、色々な文化や私たちの暮らしが紡がれてきたことをお聞きしました。

また、この地域では戸台層という白亜紀の地層から、サンカクガイやアンモナイトの化石が見つかっています。長谷公民館に戻ってから、この戸台層の岩石を叩いて化石の採取体験を行いました。アンモナイトや植物片、二枚貝らしき化石を見つけることができ、地域の大切な資源として戸台の化石資料室に保存してもらいました。

見学場所はどれも小学校から徒歩15分圏内と身近な場所ばかりでしたが、お話を聞きながら回ることで、新たな発見が沢山あった一日となりました。