「大鹿の大地をちょっと見る観察会」が開催されました
日時 2016年3月12日 午後1時から4時
場所 大鹿村中央構造線博物館館内、館周辺、大鹿村上市場
参加者 約10名
第1回「大河原の平地はどのようにしてできたか」
博物館そばの小渋川の河原で採取した礫・砂・泥と水を容器に入れ、よく振って待つと、礫のように大きなものから沈んでいく様子が観察できる
土石流が何度も起きるとどのように礫・砂・泥が堆積するか、実験して観察
縞模様が観察でき、一回の土石流で一番粒子の細かい泥が毎回上のほうに堆積することがわかる。このあと水を抜き、水がひいた後どのようになるかを観察
博物館近くの小渋川で、実際の河原を観察。川はどちらへ流れているかわかりますか? 河原の石を見ると、川の流れによって石がすべて同じ方向を向いている(インブリケーション)。この写真では、川の上流は向かって右
河原に砂や礫が堆積している様子を実際に観察
小渋川の河原で採取されたボーリングコア(約20m分)を観察。すべて今と同じような河原の堆積物が見られる
館内の立体地質図を見ながら、河原の礫はどこから来たのか考える
今の小渋川の河原よりも約40m高い場所にある礫を観察。大きさが揃っていないことから石垣などの人工物ではなく、形が丸いことから河床礫であり、かつてはここが河原だったと考えられる
2週間後の3月26日(土曜日)には第2回観察会「大河原の中央構造線をまたいで歩く 1」があります。詳しくは大鹿村中央構造線博物館(←クリックで外部サイトへ)まで。
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