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【2/9】冬の仙丈ケ岳

冬の仙丈ケ岳、地蔵尾根を歩いてきました。
山頂までの往復は距離約27㎞、累積高約2500m、私の体力では日帰りでの山頂往復は難しいため行けるところまで行く計画です。
早朝3:30、ヘッドライトを付けて出発。約2㎞ほど林道を歩きます。この樹林帯がとにかく長いですが、道は分かりやすく歩きやすいです。5:30あたりから空が明るくなってきますが、このルートはずっと日陰。暗く寒い道すがら、稀に真横から差し込む木漏れ日に心が癒されます。

ずっと無風だったのが稜線に出たとたん強めの風が吹いていて一気に寒さが増します。もう少し登りたかったが30分ほど稜線を歩いたところで下山となりました。木々の隙間から見えた中央アルプスも素晴らしかったですが、今度は山頂から360°の絶景を見に行きたいと思います。

地蔵尾根ルートは山頂往復でも行動時間の80%以上が樹林帯です。
帰りは疲れで行きよりもさらに長く感じます。

林道の途中、派手に転倒。前の週に気温が上がって雪が融け、また冷え込んで凍結して滑りやすくなっています。前夜に少し降雪があり表面はさらさらの雪、その下には氷のアイスバーンが隠れています。

また、柏木登山口から松峰小屋分岐までの間で登山ルートと森林作業道が並走する箇所があります。登山口の方向を見失い行動不能となり救助要請となったケースが複数発生しています。林道等は幅も広く歩きたくなりますが、必ず登山道を歩くようにしてください。
【伊那市 南アルプス課より】

今回は距離や累積高低差だけではわからないことがありとても貴重な体験ができました。
ほぼ樹林帯なので夏山登山もおすすめです。


■今回のルート
柏木登山口~穴沢の頭~松峰小屋~地蔵岳~柏木登山口
タイム:10.5時間
距離:20㎞
登り:1500m

伊那市地域おこし協力隊 野田直子

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