南アルプスジオパークのトピックス情報

最新情報をお届けします。

トピックス

HOME > トピックス > 令和6年度南アルプス講座特別編「東駒ヶ岳開山200周年パネルディスカッション」を開催しました

令和6年度南アルプス講座特別編「東駒ヶ岳開山200周年パネルディスカッション」を開催しました

日時:令和7年2月22日(土)13:30-16:00
参加者:44名

南アルプス駒ヶ岳の伊那側からの登拝ルートが開かれて200年の節目を記念し、「東駒ヶ岳の過去とこれからを語ろう」をテーマに、東駒ヶ岳の魅力を深掘りするパネルディスカッションを開催しました。
※「東駒ヶ岳」は甲斐駒ヶ岳の伊那谷側からの呼び名

はじめに、4名のパネリストよりそれぞれの専門分野でご講演をいただきました。南アルプスジオパーク協議会学術部会の榎本さんからは「東駒ヶ岳の成り立ちや地形地質」について、南信州山岳ガイド協会の唐木さんからは「南アルプス北部登山の歴史」について、甲斐駒ヶ岳七丈小屋などを経営する株式会社ファーストアッセントの花谷さんからは「2021年に伊那側からの開山時推定ルートを歩いた時の様子」について、南信州山岳ガイド協会の伊藤さんからは「登山ガイドから見た東駒ヶ岳登山の魅力」についてお話をいただきました。

後半のフリートークでは山頂付近に残る石碑や石仏と地域の石工文化との関連、昭和39年から続く長衛祭への想い、山のトイレ問題などが話題に挙がりました。特にトイレの問題については、自然環境への悪影響だけでなく遭難のリスク回避という観点でも携帯トイレの普及が重要だとの意見もでました。

東駒ヶ岳というテーマを軸に、様々な角度からスペシャリストのお話を聞くことができ、より東駒ヶ岳や南アルプスに親しみを持っていただく機会となりました。

最新ニュース

トップへ戻る