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12/7 令和6年度第2回学術部会を行いました。

12月7日土曜日に、今年度2回目の学術部会を、飯田市美術博物館で行いました。
今回は、8月に訪れた守屋山ジオサイトの状況について協議した後、高遠町にある領家片麻岩の露頭をジオサイトとして登録していくかどうかについて議論しました。南アルプス(中央構造線エリア)ジオパークでは、ほとんどのジオサイトが中央構造線の外帯側に存在しているのに対し、この露頭は内帯側にあり、貴重なジオサイトです。会議では、今後の指定に向けて、条件等を整理しました。
 また、昨年度に引き続き、中央構造線の形成についての討議をしました。領家帯(花崗岩類)と三波川帯(変成岩類)とがどのように接したのかという大問題について、現在の学術界で出されている方向を出し合いました。簡単に結論が出ることではありませんが、来年度以降も議論を継続していきます。
来年度は、5月頃に伊那市(高遠町)方面、9月頃に伊那市(長谷)方面で現地調査を実施し、11月に会議・討議を行う、という予定です。

会議の様子

会議の様子

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