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飯田市美術博物館で自然講座が開催されました

自然講座「遠山川の埋没林が教えてくれたこと」が開催されました。

日時:2015年6月21日 午後1時30分から3時30分

場所:飯田市美術博物館 2階講堂

講師:村松 武氏(飯田市美術博物館学芸員)、寺岡義治氏(伊那谷自然友の会)

参加者:約40名

前半は、飯田市美術博物館学芸員の村松 武氏が、「巨大崩壊と天然ダム~1300年間の激しい大地の営み~」と題して講演されました。遠山川沿いの露頭やボーリングコアから柱状図を作成し、天然ダムが2回形成されたことがわかったことや、西暦714年の遠山地震で起こった巨大崩壊の滑落崖と平坦面などについて話されました。

 

後半は、伊那谷自然友の会の寺岡義治氏が「池口崩れと埋没林の教え」と題して講演されました。遠山川の埋没林の年輪を用いた年代測定や、大崩壊によりできた天然ダムが逆流を引き起こしたこと、埋没林と埋もれ木の違いなどを話されました。

 

講座終了後、プラネタリウムで飯田市美術博物館オリジナル番組「遠山川の埋没林~古代の地変を未来の警鐘に~」を希望者で鑑賞し、遠山川の埋没林について理解を深めました。

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