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【9/27 「巨石と展望の山」守屋山登山を開催しました!】

2026年9月27日、伊那市の里山として親しまれている守屋山にて、南アルプス(中央構造線エリア)
ジオパーク認定ガイドが同行する登山イベントを開催しました。当日は6歳から80歳まで幅広い
年齢層の方々にご参加いただき、守屋山の自然や地質の魅力を楽しみながら和気あいあいと山頂
を目指しました。

コース:立石登山口-亀岩-立石-子宝岩-鬼ヶ城-浅聞の滝-守屋神社奥宮-守屋山-杖突登山口
距離:6.5km
時間:4時間40分
標高:1651m

立石コースには巨岩が点在し、亀石・立石・鬼ヶ城など、自然の造形美と伝承を楽しめるスポットが続きます。また、糸魚川–静岡構造線と中央構造線が交差する地質的にも重要な場所であり、ガイドによる解説を通して地域の成り立ちを学ぶ機会となりました。
終始曇り空でしたが、山頂では一瞬だけ雲が切れ、日本アルプスの峰を見る事ができました。雲海と景色の両方を堪能しながらの休憩となりました。

当日はジオパーク認定ガイドの北原さんと大亀さんから守屋山周辺の地質や成り立ちについて、
面白く、分かりやすく解説していただきました。ここでは、その中から一部をご紹介します。

【ガイドさんの興味深いお話の紹介】

◆南アルプスの成り立ち
チリでマグマが噴出してできた緑色岩が太平洋プレートに乗って1億2000万年かけて日本へやってきた。この緑色岩が海面に出たのが100万年前、1年に3~4mmずつ隆起し現在の南アルプスとなっている。今も隆起し続けている。

◆守屋山の地質の不思議
守屋山は中央構造線と糸魚川-静岡構造線に接し、内帯に位置しているにも関わらず、
フォッサマグナ側の一連の堆積物で構成されている。なぜそうなっているかは未解明。
地質学的にも特異な場所であり、学術的価値の高い山である。

◆守屋山と信仰
守屋山山頂からは百名山の内33峰を見ることが出来るが、肝心の富士山が見えないため、
浅聞の滝には富士山の祭神であるコノハナノサクヤ姫が祀らている。

東峰にある守屋神社奥宮の祠が鉄格子の中にあるのはなぜか。
昔この地の人々は雨乞いのために守屋山へ登った。そして神様を怒らせて雨を降らせるために
谷に祠を投げ落としていた。現在は投げられないように囲っているが、昔の人々の切実な思い
を感じることができる。


守屋山は絶景の山、不思議な山、特異な地質を持つ山、と、様々な顔を持つ魅力的な山です。
今回の登山イベントは、その多面的な魅力を体感できる貴重な山行となりました。

伊那市地域おこし協力隊 野田直子

鬼ヶ城

鬼ヶ城

登りの様子

登りの様子

浅聞の滝

浅聞の滝

山頂で解説

山頂で解説

雲海を望む

雲海を望む

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