南アルプスジオパークのトピックス情報

最新情報をお届けします。

トピックス

HOME > トピックス > 南アルプス学講座第三回を開催しました!

南アルプス学講座第三回を開催しました!

日時:令和4年7月15日(金)
場所:大磧神社、安康露頭・安康南沢、大西公園、大鹿村中央構造線博物館
参加者:高遠高校2年生10名

第三回は、大鹿村で中央構造線や中央構造線がつくる地形、地形地質と人のくらしとの関わりについて学びました。
大磧神社では、中央構造線の谷を通って伝わったとされる大鹿歌舞伎の舞台を見学させていただきました。大鹿村の中学生は学校行事の中で必ず歌舞伎を演じる機会があり、歌舞伎が大切に伝承されていることをお聞きしました。
安康露頭では、中央構造線がつくる谷地形とエリアの中の川の関係、中央構造線を挟む両側の地質の違いを観察しました。
大西公園へ移動し昼食後は、多数の犠牲者を出した昭和36年の大西山崩壊跡地を見学し、地質と災害との関連について学びました。
中央構造線博物館を見学後、1日の感想を聞くと「大鹿歌舞伎について興味を持ったので、自分でも見てみたい」など特に伝統文化について興味を持った生徒さんが多くいらっしゃいました。
高校から車で1時間半もかかる大鹿村ですが、中央構造線という地質や地形で高遠とつながり、古来より人や文化が行き来しあったなごりを感じることができました。

大磧神社

大磧神社

中央構造線安康露頭

中央構造線安康露頭

大鹿村中央構造線博物館

大鹿村中央構造線博物館

最新ニュース

トップへ戻る